新年射会(H25.1/14)
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2013年1月14日(月)アリーナ
9:00〜13:40、支部例会・新年射会
14:30~17:00、四段以下講習会
※ 装備 ※=※=※
弓:柴田勘十郎(伸15kg)
弦:天弓弦 翠
矢:銀蜻蛉弐号(1914)
懸:徳田懸(三ツ懸)
※ 結果 ※=※=※
・3/8中でした。
・今使っているかん十ろさんは、どこそこの箇所の失敗をモロに反映してくれるのでいい練習になります。
会で無意識に掌根が離れて上押し(うろくずの手の内に近い)になっていたり、
右肩―右肘の裏的への張り合いが上手く入らなかったり(大三で肩甲骨が入らないのが原因か)、
勝手の捻りが弱く離れが来ないのを無理やり離したり、
左肩でしっかり受け止めず振ってしまったり、などなど。
・昨年末に発見があったのですが、「天文筋は弓から離してはいけない」と理解しつつも、「掌根がついたらベタ押しだ」と思い込んでいたのですね。
伊佐の試合の前から、15kgかん十ろさんでは矢が的の下にばかり飛んでどうしようもなく、年末までずっと続いていたのですが、
掌根を離さないようにして変な上押しを治したら、だいぶ解消しました。
以前から先生に指導されていた弓と拳下辺の直角も普通にできるようになったり。
ただし、かなり根深い癖らしくてふと気がつくと掌根が離れていたりしますね。
・離れのこと。
昨年西日本大会の頃のこと、弓道読本の「大離れの原理」を読んで、胸・腕を開いて離れを作ればいいと思ってしまったのですが。
それからしばらく試していましたがどうも違う。
よくよく読み直すと、なぜ勝手が大きく開くかの説明なのであって、離れの作り方ではないような感じですね。
この項目にも、弦の中仕掛けのところに鋏を入れると、弦の下半部=勝手の前腕が大きく後ろに飛ぶ、という内容を説明しているだけ。
離れ自体については(鋏を入れると、という部分)別の項目にて「爪弾き」が書いてある。
詳説弓道ではもっと詳しく、妻手回内と回外の場合に分けて、また浦上範士の説も加えて、どう掛けほどきをするか説明されています。
ここしばらくはこれを意識して、矢線を肩線に近づけることによる右全体の捻りを使って掛けほどきするように練習しているのですがなかなかできません。
上手くできた時はかなりいい離れがでるようです。
教歌に、
「延合は 弓手に定め 妻手に締め 腹より惣身筋骨を張れ」
というのがあります。
ここでいう「妻手に締め」の意味するところがわからなかったのですが、前述の会・離れが上手くできる感じのする時には、
右の肘先がぐーっと締まって、裏的に延びていくような感覚があります。
これのことなのでしょうか?
※ 講習 ※=※=※
・「休む会は会ではない」
弓道誌の記事を引用されていました。
引分けの働きを会に入って止めることなく離れにつなげる。
会ないし離れで新しく別な力を加えようとする為に、「塩まき」やら「三味線」やら変な離れになる。
なるほどー!
・「会で右の手先を少しづつ引き続けてしまう。それが形に見えてしまう。
矢束はそのままに、肩と肘を左右に広げるように、肩甲骨を左右に離していくように延び合いができればもっといい。」
今切実にこの会・離れがしたいのですがなかなかできません。
どうも大三での肩甲骨の入れ方、その入り方に導かれる引分けができれば、やりやすくなるのではと感じています。
で、大三ですが、これはずっと先生に指導されている、脇を張るように、右肘を高く、捻り上げるように、というのがまさしくそれで、
肩甲骨の状態を意識しながら練習しないといけないのではないかなー、と思っています。
・「会にはいったら、後ろに倒れるぐらい縦伸び・体を反らせ!」
このとき実に面白い、素晴らしい会・離れができました。
弓の中にしっかりはまってきて離れも出しやすい。
さっきから書いている会・離れと整合するのか、少し違うような気もするけど、どこかで合流できそうな気もします。
・「射位での開き足、左膝が右膝から離れる。右膝の先にしっかり付けて回るように」
教本では暗記していて図も書けるのに、実際やる段では全然意識してなかった!
ちょっとびっくり。
・かなり充実した講習会でした。
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